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体臭が ボンドの臭いになってしまった。改善できるの?

 

ボンドの臭いはどこから来るのかは、下記のようにおおよその要素に分ける事が出来ます。

【この記事を監修した人】

ひどい口臭・体臭を克服した専門家

特殊な機器・薬などで対応するのではなく、「本当の健康」を追究した結果克服できたのですが、この「自然志向の健康法」での克服方法を知りたい人はいませんか?

  1. 加齢臭や汚れなどの臭い
  2. 多種多様な有機溶剤の臭い
  3. 有機溶剤によって溶け出された物質の臭い
目次

加齢臭や汚れなどの臭い

人の基本的な体臭は3つに分類されます。

思春期ごろから出てくる「酸っぱい汗の臭い」、中年期以降出てくるいわゆる「枕の臭いであるミドル脂臭」、そして、「枯れ草のような加齢臭」です。

いずれの臭いも身体から出ている分泌物を皮膚の常在菌が代謝、または分解することによって臭ってくることがわかっています。

汗の臭いはアポクリン汗腺から出る汗と脂が菌によって分解された臭いで、思春期以降、性ホルモンの影響で、皮脂と汗の分泌が活発になり、起こります。

ミドル脂臭は首まわりなどから分泌される乳酸が菌によって分解された臭いで、いわゆる枕の臭いです。使い古した油のような臭いとも形容されていて、ジアセチルという成分が特に不快な成分だと知られており、ジアセチルと中鎖脂肪酸が混ざっているのが、ミドル脂臭として知られています。

加齢臭は加齢によって増える皮脂の1つであるパルトミレイン酸と酸化した皮脂である過酸化脂質が菌によって分解されることで臭います。特にノネナールという物質が臭うことが知られており、女性は女性ホルモンの影響で皮脂分泌が抑えられるため、男性よりも加齢臭が起こるのは遅くなることがわかっています。

体臭からボンドのような臭いがするということは、これら一般的な年齢経過による臭いとは異なっていることがわかります。

洗濯、食生活などの習慣による要素が多く見られます。対応の仕方やグッズが、たくさん売られていますので、それを参考にしてみても、いいかもしれません。

多種多様な有機溶剤の臭い

工業用に使用されているだけで数百種類以上あると言われている有機溶剤の臭いですが、すべての臭いを把握するのは困難です。

シンナー(うすめ液)という名前は、「thin」薄めるという由来があります。材料での代表的なものはトルエンになりますが、トルエンは有機溶剤中毒予防規則の対象になっています。

トルエンは溶解力が強いという特徴がある為、幅広く用いられてきました。その流通されている事からシンナー遊びなどの事にも使われやすくなりました経緯もあります。

外壁塗装ではシンナーの濃度が高い物を使われていたのか、においだけで体調を崩す人もいるほどです。

匂いは個人差や濃度によって見分けるのが難しいですが、悪臭防止放にも規制がされています。

有機溶剤によって溶け出された物質の臭いがする

有機溶剤は揮発しやすく油分に溶けやすいという特徴があります。その有機溶剤によって溶け出された物質が揮発して、吸い込むと体内の血液に混ざり、臓器や脂肪分に蓄積されていく事になります。

臭いの対処法として

立ち去った後に臭いが残っている場合、これは、芳香剤を使っても臭いが混ざるだけで気分が悪くなる可能性が高いです。

純粋な体臭には効果のある芳香剤ですが、溶剤によって溶け出された物質の臭いには対処できないのが現実です。多種多様の有機溶剤の臭いと、溶け出された物質の特定ができない為、対策が取れないなどの可能性が高くなります。

汗ですが、アポクリン腺という個所からでる汗は、脂質やタンパク質などの臭いがします。市販の制汗剤では、その汗に対して効果があるのですが、有機溶剤やそれら溶け出された物質の混ざった臭いに対しては、対応できません。

まとめ

体臭に関しては、臭いの原因を特定する必要があります。

臭いは複雑に混ざり合うケースが多く、生活習慣によるものか、職場・生活環境によるものか、特定が困難です。

一つ一つ解決していく行動を起こす必要が出てきます。

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この記事を書いた人

機械系の勉強を行い大学工学部、卒業。有機溶剤を使用していた仕事に従事。有機溶剤に苦戦するが、克服できました。
溶剤バスターでは、シンナーなどを吸入しない方法だけではなく、吸入して後遺症などに苦しむ方へ私が克服した方法についてお伝えしています。
口臭・体臭や頭痛などの辛い苦しみから解放される糸口が見つかるかもしれません。

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